オリーブオイルは体にいいとされ、ここ数年で消費が増えましたが、ヨーロッパでオリーブオイルは、料理やサラダに一番使われるオイルです。
オリーブオイルは本当に体にいいの? 気になりますよね。
食べ物に関する本を書きベストセラーとなったフランスの癌専門医 Pr Henry Joyeux もオリーブオイルをすすめています。
オリーブオイルはどうして体にいいのか。 買うならどんなオリーブオイルを選べばいいのか。
オリーブオイルを生産する専門家が伝える情報をまとめました。
オリーブオイルの健康効果は?

オリーブオイルは、オメガ 9、一価不飽和脂肪酸(オレイン酸)が豊富です。
オレイン酸は、血液中のLDL(悪玉)コレステロールを下げる効果があり、心血管疾患の予防になると言われている他、皮膚を滑らかにする効果があるため、乾燥による小じわなども改善でき美容にも効果的です。
かつビタミンE、K、抗酸化作用のあるポリフェノールを多く含んでいるため、免疫力を高め、癌の予防になるだけではなく、アンチエイジング、デトックス作用があり、細胞の老化を遅らせます。
カロリーがバターより少々多めですが、動物脂肪のバターが健康に悪いのに対し、オリーブオイルは体にも美容にもいいので、安心して使えます。
オリーブ油の選び方

一番質の良いオリーブ油は、エクストラバージンオリーブオイルと言われています。
酸性度が 0,80 % 未満 のものをいいます。
この規格は IOC ( International Olive Council ) が定めたもので、日本はIOCに加盟していないため、日本の定める基準はJAS法(日本農林規格)に基づいています。 購入する際ラベルなどをご確認下さい。
エクストラバージンオリーブオイルには主に3種類あり、収穫時のオリーブの熟度を示しています。
- グリーンな青々しい香りが強いオイル :
オリーブは緑色のときに収穫されます。 サラダのドレッシングなどに向いています。 - 熟した果実のようなフルーティーなオイル :
オリーブは遅めに収穫されます。 最も人気のあるオイルです。フライパンで調理した何の料理にでも合います。 - ブラックオリーブを軽く発酵させた、ピリッとした辛味のあるオイル :
パンやチーズなどと共にブラックオリーブの風味を味わいたい時に合います。
サラダのドレッシングに、また料理の炒め物から揚げ物まで ( 200 度 を超えなければ問題ない)色々と使えて便利です。
日本の楽天、アマゾンでも、質の良いエクストラバージンオリーブオイルを購入できるようです。

保存方法は
光と空気を避けて、冷暗所で保存するのが理想です。冷蔵庫は避けましょう。
プラスティックボトルよりも、不透明なガラス瓶に入ったオリーブオイルを選びましょう。
開封後は、酸化が進むので、長くても6か月以内の使用をすすめています。
開封していない状態では最高12か月から18か月と言われています。
まとめ
LDLコレストロールを下げ、ポリフェノールが豊富なため抗酸化作用のある、オリーブオイルを使った地中海式の食事が体や美容にいいと言われるのがわかりますね。
食用だけではなく、女性が毎日使う化粧水や乳液などの美容液、自然な肌にいいものを使いたいですよね。
抗酸化剤や防腐剤無添加の国産エキストラバージンオリーブオイルを使った素晴らしい美容液があるようです。

体にも美容にもいいオリーブオイル、日常生活に取り入れて快適な毎日を過ごしませんか。